2017年6月17日
◉ミセスの方では「香りの美学」と題して歴史は海野 弘先生が書かれています。古代エジプトから始まり19世紀の香りまでが学術的な文章とともに紹介されています。そして私の担当は「香りの今」を書かせていただいております。タイトルは香水は「 造化の華」です。一部紹介します。
香水が「液体の宝石」と呼ばれるように香水と宝石は似ています。 宝石として賞賛を浴びるまでには太古の歴史の中で地中深く埋もれている原石を職人が練磨し、その石が最も美しく装う姿に変身させ特別な宝飾品として生まれ変わります。 香水もまた自然素材の模倣ではなくその命ともいうべき香りに調香師がさらなる煌めきを与え表現する女性像または男性像のイメージの広がりを付け加え、素材を再構築しさらに抽象的な概念に高めようとするものです。 香水を身にまとう、ということはその香りが表現する世界を体現するということです。いつもの私に新しい価値観や自分でも気づかないもう一人の私を装うことができます。
香りは華です。家に中に花があると気持ちが豊かになるように女性はある意味花です。ならば香りの華が必要です。 かけがえのない私たちの毎日をさらに豊かにする香りを!気になるキーワードをヒントに香り選びに挑戦してみてください。久しぶりに見ごたえのある記事です。
◉ヌメロの方では提案として、香りのレイヤリングについて幅広い商品から新しい香りの楽しみ方を提案しています。例えば同じブランドで朝晩違う香りで重ねづけ、やボディクリームと香りの重ねづけなど、実際に香りを掲載しつつ重ねづけでもっと楽しく素敵な香り使いができますと言う提案です。
ちなみに平田の重ねづけは週に3回ぐらいはこのパターンです。
朝にゲランのアクアアレゴリアのベルガモット カラブリアオーデトワレで目覚めをシャキッとさせ、次に今はミュウミュウのオードパルファム、そして夕方から夜はジバンシイのダリアノワールオードパルファムです。
香りは全てフローラルブーケなので決して香りを直接混ぜるのではないので、変な香りには絶対なりません。安心してより魅惑的な香り使いをお勧めします。
みなさまがどんな香り使いでこの夏をお過ごしですか?ご意見くださいね!
平田