スナップショットのページにようこそ
パルファムの中でも私がいろいろと体験したことや、印象深い事柄などを写真とともに紹介しています。サイトではまた違った切り口や内容で書き込みたいと思います。
スナップショットというのはそもそも写真用語ですが、改まったポーズをつけず、日常の何気ないことの中に案外真実も見えてきそうという観点からタイトルをつけました。
写真でもスナップのほうが本当のいきいきとした楽しさやふとした悲しさも見えることが多いと思います。
香りの一吹きでリゾート気分を誘ったり、また曇っていた心や景色が一瞬にしてクリアに見えたりします。いつもとは違う感覚を楽しむことはつねに新鮮な感性も研ぎすませることができます。香水の発表会や旅、食べもの、大好きなプロヴァンスのこと、いろいろ書き込みたいと思います。
2012年12月25日
毎年35年以来パルファムの発行が12/20日なので、年末まで何かといつもバタバタしていて日にちの感覚がズレています。気がつくとクリスマスやお正月の話題が街に飛び交っている現状で気分が準備に追いつきません。今日はクリスマスで明日から新春の準備!確かに回転がはやいです。皆様はどうお過ごしですか?先日1919年建てられ、その後文豪たちが愛した旅館として創業、でも現在文化財として熱海市が運営している「起雲閣」と日本では少ない表現主義の建築家ブルーノタウト設計の断崖の家を見に行きました。どちらも思いの他色彩が豊かで、ブルーノタウトのほうは居間に階段があり、そこから熱海の海の全景が見えるようになっています。階段が美しく、また段差違いに人が座ることが出来て、階段がある贅沢に少し感動しました。もし熱海に行かれることがありましたら、この二カ所はおすすめです。その前にスパゲッテイ(パスタではなく)を最初にメニューに加えたヨコハマニューグランドで懐かしくて美味しいナポリタンをぜひ!
元町や中華街も近いので年始に機会がありましたらお出かけください。
神奈川県在住のパルファム平田からです。
2012年12月6日
昨年から群馬にあるヨーロッパの古城、ロックハートの中にSchiko`roomがオープンしています。長年の香水コレクションが1000点以上展示されています。歴史ある香水ボトルや今はもう探しても見つからないような香水。懐かしい香りやこだわりの香り、またラリックやバカラボトルに入った香水。パロマ ピカソやさらにダリやニキ・ド・サンファルなどのアーティストフレグランスもあります。あの思い出の香りに出会ってください。これから古城もロマンティックな雰囲気が漂います。ぜひ今度お出掛けください。
他にロックハート城ではウエディングの施設もあり、カップルで楽しめる素敵なイベントもあります。ロックハートで検索してみてください。下の画像は展示コレクションの一部
2012年12月4日
ウォルトのドレス《ガゼット・デュ・ポントン》1914年ポーラ文化研究所蔵
来年開催される、香りとファッションの美学展の準備のため、今年は年末の楽しそうなイベントをあきらめなければならない雰囲気です。でも皆様が観覧していただけましたらきっと年内の苦労も報われるかもしれません。古代の香水容器から現代の香水ボトルまで、ファッションの資料も交えながら紹介します。珍しい香水ボトルやオーデコロンの基礎となった容器、ブランドのこだわりなども理解できそうです。またいかにファッションと香りが密接で、時代と共に女性のライフスタイルに応じて香水も変化し続けているのかが展示によってご覧いただければと思っています。
場所はとちぎ蔵の街美術館です。kuramuseum.com/
ルネ・ラリック作 ウォルト社《ダン・ラ・ニュイ》1924年ポーラ文化研究所蔵
2012年11月16日
ここのところ突然寒くなりました。苦手な冬ですが、頭の中は少し熱くなっています。まるで、キムチ鍋とカレーを一緒に食べているかのような、何だかこんがらがっています。 それと言うのも来年2月に開催予定の「香りとファッションの美学展」の監修をさせていただいているので、その展示のことで資料集めの仕事がけっこう大変です。香水ボトルは沢山、なにしろ35年位前からこの香水業界にいるのであるのですが、他の貴重で各ブランドの貴重な資料は本国、つまりフランスから取り寄せられるかという話になります。
少し最近薄まってしまったブランドへの憧れですが、でも改めてブランドという誇りと品質や歴史にこだわる意味を展覧会で表現できたらと思って、頑張っています。
また楽しみなのが香水スクールです。いつも新しいお友達が増え、またそのお友達同士が好きな香りについて熱く語る、その光景が私は大好きです。 年齢や仕事に関係なく、親しくお話が出来るっていいですね、 そんな光景が見られるのも楽しみの一つです。皆様のご参加お待ちしています。
2012年11月16日
今年の8月以来工事中になっておりましたが、香水の専門誌にふさわしく華やかで、チョット知的、そして少しお得な情報を香り好きな女性(男性も含めて)に新たに発信します。今後も御期待ください。
普段使いの香りから、スペシャルな香り、また香りのキャンドルからキレイを目指す方必見のコスメも紹介します。 意外に解らない香水の使い方から、こぼれ話まで、幅広く紹介します。
父から始めて今年で40周年になるパルファムですが、どちらかと言うと香水が好きな方はたぶん知って頂いているパルファム誌ですが、ホームページでさらに読者やさまざまな方とコミニュケーションがとれそうでこれから楽しみです。 感想などもお寄せください。こんな記事があればというご要望も検討します。 ではでは、ご意見お待ちしています。